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年代別で必要になってくるお金

どうかねと聞く上司

ライフスタイルの変化

人生ということを考えると、多かれ少なかれお金が必要になります。
結婚すれば家族ができ、子供でもできれば、新たな出費も生まれてくるはずです。

マイホームを持ちたいとも思うかもしれませんし、どこかに引っ越していくかもしれません。
老後のために家賃収入を得られるようにしたいと思い、不動産投資を始める方もいるでしょう。
実際の物件を見ると分かりますが、不動産の購入には何千万もの大金が必要になります。
そのため購入にはローンを組むことになりますが、ローンはできるだけ多い頭金を用意した方が得です。

人生には、その時々でお金が必要になるのです。
こうしたお金の流れをある程度予測することは、そこまで難しいことではないでしょう。
それを時系列で考え、どれぐらいのお金が必要になるのかを考えることも必要なのです。
そこから見えてくる金額を目標にすることで、リスクを減らすことができるようになるでしょう。

いろいろな費用がある

人間が生きていくうえで、どんな暮らしをするのかということによって費用は変わってきます。
豪奢な生活をしていけば、それなりのお金が必要になるように、暮らし方ということがポイントとなるのです。

もっと端的にとらえれば、食費や光熱費、住居費や通信費といったものはなければ困ってしまうでしょう。
他にも仕事にかかわる交通費や、健康のための医療費など、必要になるものはたくさんあります。
税金の問題も忘れることはできません。

もしも、結婚していなければ、結婚にかかわる費用も小さいものではないでしょう。
結婚式に披露宴となると、かなりの金額が動きます。
子供が生まれると、生活費も変わってきますし、将来学校へ行かせるための教育費も生まれてくるでしょう。

両親が存命なら、将来かかるであろう老後の面倒や葬儀費用も目をつぶれないことです。
こうした資金を含め、年代別にかかる金額をある程度予測することができるのです。

年代別で考えると先が見える

総務省の家計調査によると、60歳以上の一カ月当たりの支出は、2人で約27万円という結果が出ています。
かなり高額であるという印象を受けますが、これでも退職後のため支出はかなり抑えられていると考えられているのです。
かなり高収入だった家庭が老後を迎えた場合と考えることもできます。

この設定で年代を若返らせていくと、50代では35万円、40代で32万円、30代で27万円となります。
ここから人生における総支出を考えていくと、30代から見て2億円の出費という計算が出るのです。
現実味の薄い金額が出ていますが、将来に向けてかなりの計画をしていかなければいけないことは確かでしょう。

20代で結婚を考え、子供を育てていったり、老後のことまで考えるのであれば、目標金額を決めておくのもポイントです。
ただし、貯蓄をすることだけを目的にすると人生の幅が狭まってしまうことも確かでしょう。
ある程度マイルストーンを定めつつ、どれだけのお金が必要になるのかも考え、計画していくことも必要なのです。