ちょっと一息つきたい時に読みたい本
最近は本離れが続いているといわれていますが、本は想像力を豊かにし、言語を覚える、また文章を作る能力を向上させるという事でも、本を読むことが推奨されています。
しかし面白そう、これは読んでみたいと思う本ではない限り、本が好きではないという人が本を購入して読もうという気にならないでしょう。
本を読むという事が嫌いな方も、是非読んでほしい本がたくさんあります。
本というよりもまるで喜劇をみているような、芸人さんの舞台を見ているような楽しい本もあります。
本を読むという感覚よりも、時間を楽しむという感覚で隙間時間に読んでほしい、素敵な本を紹介します。
ブラックジョーク大全という本
1983年に発売されたブラックジョーク大全というこの本、思わず笑ってしまう、しかし少し恐ろしい、もしも自分にこのようなことが起きたら絶対に笑う事なんてできないというブラックジョークがつづられています。
不謹慎であることもあるし、不条理だ・・・と思う事もある、また、これは笑ってはいけないでしょ?と当事者を思っていても、ついつい笑ってしまうようなブラックジョークが沢山綴られています。
マイナスなことなのに、この当事者にとっては不愉快になる事なのにどうしてもくすっと笑ってしまう人間のサガ・・・この本を読むと本を読むことが嫌いと言っていたはずなのに、あっという間に読破してしまうくらいに楽しめる本なのです。
思わず・・・所詮、人間は人の不幸が面白いと感じてしまうのだという事も、感じる面白くて深い本です。
世界中が大好き、日本にもファンが多いスヌーピーの本
2015年に発売された世界一有名な犬、スヌーピーの傑作集があつまっている、スヌーピーコミックコレクション50’s、この本はスヌーピーファンならずとも楽しめる、ほんわかしてしまう本です。
こうした本を読むとき、人は童心に帰るというか、凄く素敵な顔をされています。
チャーリーブラウンが主人公なのに、なぜか飼い犬の方がファンも多いという事も、世界で知れている事ですし、日本国内にも、スヌーピーグッズを集めている人が多いので、コレクションとして持っておくべき本ともいえます。
日常を切り取った何気ないマンガ、だからこそスヌーピーを読むとほっこりしてしまうのです。
たまには初恋を思い出すのもいい
時にセンチメンタルな気分になることも多いという方もいると思いますが、大人の人だからこそ読んでほしいのが、建築学概論という初恋がテーマとなっている本です。
とても本の題名からすると初恋の本というイメージがわかないのですが、大学の建築学科の授業で知り合った二人はその当時、淡い恋を抱いていた、その後、15年ぶりに再会し、距離を少しずつ縮めていくというストーリーに胸がキュンキュンします。
結婚して夫婦が空気のようになっているという状態でも、結婚されていない方でも、このストーリーに描かれている不器用な二人は心にグッときます。
大人にこそ読んでほしい本です。