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「ロジックツリー」思考を視覚的に整理しよう

ロジックツリーを使って手早く問題解決

考え方を整理して、問題の原因究明、解決方法を探ることが出来るツールの1つが、ロジックツリーになります。
ロジックツリーやフレームワークの1つとして知られており、その名の通り、ロジカルに物事を考える時に重宝されるツールになります。
非常にシンプルな構造で使いやすく、初めての人でも簡単に使えるという点が魅力です。

ロジックツリーの使い方はまず、問題となる1つの事柄を挙げて行きます。
例えばダイエットが上手くいかないという事柄に対して考えていきましょう。

ダイエットが上手くいかないと言う事柄を挙げたときに、次に右側に、その原因となる事柄を2つ以上書き並べていきます。
ダイエットの場合は、運動不足、食べ過ぎ、リバウンドなど、自分に当てはまる原因を書いてみて下さい。

そしてそれぞれの項目から更に分岐して、なぜその事柄が起きてしまうのかの原因を書き連ねていきます。
運動不足の場合で原因として上げられるのは、時間を設けて居ないから、寒くて外に出たくないから、そもそも運動が苦手だから等が挙げられるでしょう。

そのまま続けて、その原因を直すにはどうすれば良いのか記入していきます。
時間を作るために少し早起きをする、屋外がダメならジムなどに通う、運動が苦手ならヨガやエステなど別の方法ととる等が挙げられるでしょう。
このように、原因解明に至るまで、細かくロジックツリーを繋げていく事で、問題となる現任がわかりやすく浮かび上がり、根本的な解決に繋がりやすくなるのです。

5階層以上掘り下げると、より分析が明確に

ロジックツリーは単純な作りになって居るからこそ、どんな場面でも応用可能です。
プライベートな部分はもちろん、ビジネスの場面でも、非常に重宝されています。
特定の商品が売れない原因は何なのか、顧客がプレゼンにイエスと言わない理由は何なのか、大きな問題を1つ掲げてから、ロジックツリーを使っていく事で、問題が明確になるのです。

ロジックツリーを使う際には必ず、ノートなど、きちんと目に見える形で記入する事が必要になります。
脳内だけで考えて居ると結局何が言いたくなってしまったのか分からなくなる事も有りますので、出来るだけ目に見える形でロジックツリーを作っていきましょう。
ノートに書くのが面倒という場合は、ロジックツリーを行なえるアプリやソフトなどを活用して、データ上でロジックツリーを使う方法もあります。

ロジックツリーを使いこなすことで、日常生活でもビジネスシーンでも、様々な場面で上手に活用することが出来るでしょう。
ロジックツリーは、難しい技術が必要では無いため、どんな人でも使えるのも魅力と言えます。