仕事の合間に飲む飲み物、気を付けてほしい事がある
仕事をしている時、一杯のコーヒーやカフェラテなどが本当に至福の休憩時間をくれるという事もあります。
温かい飲み物はホッとしますし、疲れた脳を休ませてくれるいい時間となりますが、実はこの仕事の合間に飲む飲み物によって、精神的に癒されているけれど、体は負担を感じているという事もあるのです。
適度に空腹な状態の方が仕事がはかどるという事で、朝食を抜いたり、忙しいと昼食を抜くという人もいますが、空腹状態で気分転換としてコーヒーなどの刺激物を飲むことが、胃を弱らせてしまうことにもなるのです。
胃がもともと弱くてあまり食欲がないという方が、気分転換と脳に栄養をという事で、甘いカフェラテなどを毎日沢山飲んでいた、すると、胃が非常に痛くなり余計に食欲がなくなった、この時、カフェラテがよくない、胃が空っぽの状態でこのような飲み物を飲むことがよくないと気が付かない人も多いのです。
甘いものを食べると脳に栄養が行くから元気になる?
よく疲れている時などに甘いものを食べると元気になるという事をいう方がいます。
確かに糖分をとることで元気になるという方、疲労回復効果があるという方がいることも事実ですが、逆に甘いものの過剰摂取や糖分の高い飲み物を摂取しすぎることでだるくなり、やる気を失うという事もあります。
これはどういう事なのかというと、疲労回復をするためには血糖値をあげてエネルギーを利用できるようにする方がいいと考えると、確かに甘いものは効果があるのかもしれません。
しかしこのような状態が継続したり、血糖値をいきなり上げやすいものを食べていることで、食後の血糖値が急降下するという現象が起こることがあります。
この場合、継続的に甘いものを摂取していないと、やる気を保てない、でも甘いものを食べることによって食後の血糖値が各段に下がっていくという状態を繰り返すことになり、健康に良くない状態、悪循環となってしまうのです。
気分転換にと甘いお菓子を沢山食べたり、毎日継続的に甘い飲み物を摂取することによって、正常な血糖値を保てなくなる、また急降下するなどが起こる事もあり、より一層疲労を強めてしまうことになるのです。
血糖値を急激に下げず、疲労しない体を作るためにはバランスのいい食事をタイミングよく食べることが必要です。
気分転換に間食を・・・という事なら、少なくとも午前と午後に分けて、少ない回数で気分転換を図るという事が必要なのです。
また食事の初めにはサラダなどの野菜から摂取するようにすると、血糖値の上昇が穏やかになりますし、甘いものとストレスで肥満気味という方にとってダイエット効果のある食べ方にもなります。